三宅さんのトークライブ@盛岡

jayblue三宅利佳さんのトークライブに行ってきました。
来てくれて嬉しい、と言う気持ちでいっぱいです。

しかもゲストは荒井詩万さん。

贅沢とはこのことぞ。
盛岡に住んで、今日まで生きててよかった~(^^)


えっインテリアコーディネーターが全国ツアーってどういうことー?!
インテリアトークライブ2018」

盛岡の次は博多、香川と続くようです。
8500円という値段は、値段だけ見れば安くはないけど
私は価値ある3時間を過ごせました。
お勧めします!

それにしてもこのタイトル、変わっていますよね。

どういうこと?ってどういうことよ(笑)
参加すればわかります。

このトークライブで三宅さんは、毎回、同じ話をしているそうです。だから内容的なことは書けません。他の会場ですでに参加された方のSNSを見ると、「ものがたりを聞いているよう」という感想が多いのですが。
そう。本当にそう。完全にこの語り口はストーリーテラー。
「ものがたり」でした。

語りがゆっくりで落ち着いていて、声も綺麗で、すごく聞きやすいお話しでした。

この聞きやすいっていうのは実は案外珍しいのです。
内容が良くても早口だったり、感情が高ぶってしまったり、同じ話を繰り返したり、時間切れで最後端折ったりすると、全体的に聞きにくかった、という印象になります。

きちんと台本を書いて、それをオーディエンスに読み聞かせる。
ストーリーテラーのように。完璧に。時間ぴったり。
すごい!と思いました。

他の追随を許さない才能と個性。
固定概念なんてくそくらえ!(とまではいわないけれど)
三宅さんの発想はあらゆる世界をヒントに作られているんだなあと
感心しました。

なにともうまく形容できないけれど、私は惹きつけられてやまない。(笑)

三宅さんのトークが終わり、続いて荒井詩万さん。
荒井さんのセミナーもまた、聞きごたえのある内容でした。



荒井さんはいつも、大きな会場で大人数の前でのセミナーを多数こなしているので
セミナートークにとても慣れていらっしゃるという印象を持ちました。
常にコンセプトの落とし込みに徹底的こだわっていて、その理由をたっぷりお聞かせくださいました。そしてインテリアコーディネーターの可能性を広げるアウトプットの重要性も。
まるでフリートークのようにとてもフランクで、自然な話し方なのですが
中身はとても濃く、勉強になりました。
荒井さんは企業コラボが増えているそうなので、これからのご活躍がますます楽しみです。

 

三宅さんも荒井さんも
内容の構成がしっかりしていてさすがだと思いました。

そしてその話し方に、お二人の個性が現れていて
面白かったです。
内容はもちろんですが、私は話し方がとても印象に残りました。

三宅さんはストーリーテラー。
荒井さんはフリートーク。
どちらも頭の中にはちゃんと台本があってのことだと思いますが
表現方法がまるで違う。
それが個性、ブランディングになっていて
実はとても計算されているんだ、考えているんだということがわかり
自分を振り返り、打ちのめされました。
セミナーで人前に立つときの自分の見せ方、言葉の選び方、話し方。
さらに言えば
三宅さんのトークライブはスタートから
独特の三宅ワールドでした。
脱帽です。

お二人のクロストークの場面。

誰かの、何かの真似をするのではなく、ただ流行を追うでもなく、
その人の人生の物語を表現するのがプロのインテリアコーディネーターの仕事。

お二人の話を聞いて、改めて心に刻みました。

それにしても、本当に贅沢なクロストーク。
三宅さんの自主企画だから、このキャスティングが実現したのだと思います。
お互いを同志と呼ぶこのお二人。本当にいい関係なんだなあとうらやましく思いました。

この二人のクロストークを聞いてみたい、というインテリアコーディネーターはきっと多いはず。私は地元盛岡で、この夢のようなクロストークを聞けて、本当にラッキーでした。


終わっての集合写真。

大阪、茨木、仙台、東京から
お二人のトークを聞きに、わざわざ雪と氷の町・盛岡へ足を運んだ方が7名もいらっしゃいました。プロの方が多いこと!
この方々と同じ時間・感動を盛岡で共有できたこと、とても嬉しく思います。

盛岡というド地方にいる私ですが、東京でなにかイベントやセミナーに参加するたび
たくさんの方に名前を呼んでいただき、声をかけていただいています。
その縁はもとはと言えば三宅さん繋がりがとても多い。三宅さんは私の世界を広げてくれた人。

三宅さん。この場でも言うね、
盛岡へ来てくれてありがとう。いつもほんとうにありがとう。(*ノωノ)照れっ

さて。
2月はセミナー三昧なうえに東京散策もし、インプットで頭が満タンです。
松本佳津先生からはこの先の仕事のヒントをいただき、
森さんヒデキさん越川さんからトレンドを教えていただき、
国際ホテルショーとショップ巡りでは欲しい情報が得られました。
最後、三宅さんのトークライブで頭の中が整理でき、
荒井さんとの会話で仕事のヒントをいただきました。

そして今日から3月。
フェヴリエ3年目に突入しました。
動こう!

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長方形のクッションを縦に置いたっていいんだ。

どうにもこうにも、私はクッションが好きである💛

先日も東京のインテリアショップのあちこちで
素敵なクッションをたくさん見て目の保養をしてきました。

そのなかで、今回気になったことの一つが

長方形のクッションをたてに置く

という置き方。

私は長方形ののクッションはいつも横にして置いていました。なんの疑いもなく、そうするもんだという思い込みです。
例えば、

盛岡N様邸

こんなふうに。
これが普通。当たり前。という固定概念が、確かに私にはありました。

ところが
ROGOBAさんのディスプレーでは

縦に置いていました。とっても上品で素敵なクッションですね。
ちなみにこの椅子の色はトレンドカラーのソフトピンク!

この椅子は背もたれが高いから
バランスをとるために縦置きしているのかもしれません。
あるいはこのクッションの柄を見せるため、かもしれません。
理由はお聞きしなかったのでわからないのですが
私のココロはこの置き方にロックオンされて
この椅子の前からしばし動けませんでした。

その翌日、別のところでも。

ここでも縦に置いてディスプレイしていました。
さきほどの上品なディスプレイとは違って
こちらはダレッとして、クタッとして
ちょっとだらしないような。。。
でも、
四角いクッションを置くより
長方形のクッションを横に置くより
この置き方の方が緊張感がなく、
癒されるような。。。そんな気がしました。

クッションをどう置こうが自由。
その時の気分でいい。というか、
その気分こそが心地いいインテリアなのよね。

 

私は長方形のクッションをお作りするとき
横置きを想定して柄指定をしていました。なんの疑いもなく、それが当たり前と思って。

でもそれも、別に決まりじゃない。

もっと柔軟に。自由に。既成概念、固定観念に縛られない発想をしたいなぁ。
これはいつもいつもいつもいつも、しつこいけど、いつも!思うこと。

私の知り合いのインテリアコーディネーターやインテリアデザイナーさんの中には
発想が豊かで個性的なデザインをされる方が大勢います。
もう本当にうらやましいのです。

その中の一人、柔軟な発想と抜群の行動力で私を魅了してやまない
インテリアコーディネーター三宅利佳さんのトークライブが明日、盛岡であります。
私も聞きに行くのですが、
なぜか私、ちょっと緊張しています。。。
はじめて会うわけじゃないのに、
私が喋るわけでもないのに、
この緊張は何なんだ。。。

その三宅利佳さんや他のICさんたちと一緒に、
本日夕方6時から「全国IC盛岡わんこそば選手権」(笑)

どんな感じになるのでしょうか~?!こうご期待(≧▽≦)

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インテリアレポ 2018.2.23 TOKYO①

 OVERGAARD&DYRMAN(オーバーガード&ディルマン)の
椅子とスツール

上の画像は国際ホテル・レストランショーでのlouis poules の展示の一コマ。
この椅子、素敵だと思いませんか?
私は初めて見て、この椅子でコーディネート提案したいなあと思いました。
一つ一つ異なる形状に加工されたワイヤーを手仕事で溶接しているんだそうで、
え?マジで手仕事?と思ったら本当にそうなんですって。だから価格も相当で(^^;)、いいえ普通に100万円です。このくらい普通です(^^)

同じシリーズでダイニングチェアもあり、シートの高さが460mmと425mmの2種類から選べます。靴履きのカフェやレストランなら460mm、住宅内部なら425mmと使い分けが可能。
座りごこち?もちろん良かったです!

この椅子を扱っているのは半蔵門駅から徒歩3分くらいのところにある
ROGOBA KILIM(ロゴバ)というところ。ロゴバはキリムの他、北欧の家具や照明器具を扱っているショップ兼ショウルーム。

ROGOBAの店内。ずら~~~~~っと、名作椅子。
こんなにたくさんの北欧家具を一堂に見たのは久しぶりで
心がときめいてしまいました
💛
個人的にLOVEなフィンユールもあり、とても楽しめましたし、改めて説明を聞いてとても勉強になりました。
私が今まで個人邸にお納めした北欧の名作椅子はSWAN、CH24、ant、senen、くらいかなぁ。
今回このショウルームで実際に見て、これから提案に入れていきたいと思った椅子は
ナナ・ディッツェルのイージーチェアND-01(赤い張地の椅子)やリングチェア(グレーの張地の椅子)。

女性がお部屋でリラックスしてる時って、
脚を組んで座ったり、少しお行儀悪い座り方をしたり、しますよね。
私はこの椅子に座ってくつろぎながら本を読む光景が浮かびました。
over50’s interiorに、とてもいい。似合いそう。
164センチの大柄な私が座っても、余裕の座面の広さ。
脚を乗せて、いわゆる“女座り”しても座れます(*^^)

ナナ・ディッツェルの家具は曲線が美しいと言われていて、実際座ってみると、そのカーブが体にフィットします。そして手触りがとても優しいです。
座りごこちは個人差がありますので、気になる方は実際に座ってみてください。
フェヴリエでアテンドもしますよ。

つくづく思ったのは
「なんだかんだ言っても北欧家具はやっぱりいい!」ということと
「本物がいいなあ」ということ。
さらに、
今回もう一つ新たな発見がありまして、
KAITAGというものの存在を初めて知りました。

KAITAG(カイタグ)というのは中近東コーカサスの刺繍芸術で、19世紀に途絶えてしまったのだそうです。
そのデザインソースを継承して作られたのが
ROGOBAのnewKAITAG

綿の生地にシルクの糸で刺繍が施された布なのですが
これが、なんともまあ、美しいのです。
一つ一つ、一針一針、手作り。

KAITAGUは、新妻が嫁ぐ際に持参し、子供が生まれたらその子のゆりかごの上にかけてあげ、その子がその不思議な刺繍柄に安心して眠り、楽しい夢を見るようにという願いが込められて作られた、と言われているのそうです。

針仕事にはSTORYがあることが多いけど、
KAITAGは母から子への愛情が込められた布なのですね。

ところで、
愛情のこもった手仕事、といえば
岩手にはホームスパンというのがあります。
HOME(家で)SPUN(紡ぐ)。

今日はホームスパンの作家さんにお会いする予定。
楽しみです(^^)

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