モデルハウスのコーディネート進行中

モデルハウス用の家具や小物類が続々届いて
我が家のリビングが段ボールに侵されています(-_-;)
あと2週間以上この状態。家族の冷ややかな視線が痛い。。。。


丸いテーブル天板は薄いウォールナット色。
テレビボードはナチュラルを選んでいるので
ここはあえて違う色味でハズします。

ふわふわのスツール。
スタイリッシュにエレガントをプラスするのがフェヴリエスタイル。
とか言ってみる(笑)
こういうX脚の家具が個人的に好きです。
多少荒っぽい質感でもOK!
このテーブルとベンチを寝室に置きます。
今までやったことないセレクト。ドキドキわくわく(笑)

届いた段ボールを一個一個開梱し、
壊れていないか、間違っていないか
必ず中身をチェックして納品に備えています。

今回のモデルハウスはDINKSが暮らすという設定。小さいおうちです。
雑貨を最小限にして、圧迫感をなくし、
趣味性を持たせつつ、すっきり暮らすオトナDINKSの家を目指します。

お楽しみに。

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岩手の住宅専門誌の取材を受けました。
インテリアコーディネートを成功させるコツ、という内容で
要は、インテリアは後付けではなく、間取りと同時進行で考えなきゃだめよ、ということを訴えています(笑)
最低限、①本当に置く(買う)家具を決めて図面に落とし込む、②照明配灯を計画する、この二つは間取りと同時にとことん計画しましょう。

 

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高齢者の住まいとインテリア

数年前、高齢の母の部屋をリフォームしました。
主に断熱改修とクローゼットの新設、和室から洋室へのリフォーム工事です。


ご覧の通り、インテリア的に特に映える要素はありませんが
母はこのお部屋をとても気に入ってくれています。

父が亡くなって数年後のリフォームで、父のベッドを処分したぶん、お部屋を広く使えるようになりました。
そこで、机を新たに加え、書き物をしたり、本を読んだり、趣味の手芸をしたりできるようにしました。

寝ること以外の使い道をプラスしたことで、この部屋は【寝室】から【自分の部屋】になりました。
散らかそうと、何しようと自由な部屋です。

母の部屋をリフォームして数年経ちましたが
母の気持ちがあの頃よりわかるようになりました。
これまで何百件もの住まいをコーディネートしてきましたが
クライアントの多くは30歳代40歳代で、
私自身がとうにその年齢を過ぎ、ようやっと、母世代の年齢の心や体の変化に気づけること、わかってあげられることが増えてきたように思います。


このお宅は90歳を超えた方のお宅で
玄関ホールにカーテンを取り付けさせていただいた案件です。
カーテンを取り付け終わったとき、この方は
「これで安心だわ」とおっしゃいました。

それまで、「素敵になった」とか「嬉しい」と言われることが多く
開口一番「安心だわ」と言われたことがなかったので、とても印象に残っています。

この時私はカーテンだけでなく【安心】をお渡しできたのだな、と思いました。

30年この仕事をしてきましたが、高齢者の住まいに関してはまだまだ経験不足です。
機能や設備を充実させることも大事ですが、心にもたらす安心や幸福感を
インテリアコーディネートで叶えてみたい。

高齢者のお住まい、インテリアデザインの特性をもっと勉強しなくては。
来年は積極的に取り組みます。

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間取りとインテリア。

夏前のこと。
出版社の方からご連絡をいただきまして、住宅専門誌にインテリアコラムをご提供しました。
県内ビルダーの紹介や新築・リフォームに関する情報を一般の方に提供する雑誌です。
某日、市内カフェにてインタビュー形式で取材を受け、
いつものごとくペラペラとお話しをして(笑)
それをライターの方がうまく文章にまとめてくださいました。

久しぶりのメディア露出(笑)
以前はテレビに出たこともあるのですが
いやあ、雑誌で良かった。テレビはもう無理(笑)

インタビューでは
インテリアを素敵にするコツって何ですか?って聞かれたのですが

インテリアって幅が広くて
飾る小物もインテリアですし、
空間そのものもインテリア。

家具配置や小物の飾り方を工夫することで素敵なお部屋に変身する。。。
カラー配分が大事。。。
インテリアのトレンド。。。

そういうことが聞きたいのかな、とも思いましたが
そういうのは情報があふれているので

私はあえてそこではなく
今まで何百件もの新築住宅に関わってきて
これは真実と感じていることをお話ししました。

それは、なんだかんだ言っても、インテリアって
間取りの設計によるところが大きいということ。
坪数は関係なくて
良い間取りというのは
スムーズな動線、視線が抜ける・とまる、家具を配置したりアートを飾るための壁量がちゃんとある、光が入り、風が通る、等
したい暮らしに照らし合わせてしっかり計画された間取りです。

そういう間取りの家はインテリアもそんなに迷わずサクサクと決まっていくのです。自然に。

インテリアコーディネートは、自然とそうなった、というのが理想です。
もちろんよく考え検討するのですが、結局これが自然で落ち着くよね、という答えが
良い間取りには用意されています。

すごく凝って作り込んだとしても、その姿が自然に見えるインテリアが
いい間取りそしてインテリアコーディネートだと私は思います。

では、ご自分の家。設計図を見て
この間取りで本当にいいのか、と疑問に思ったら

これをやってみるといいですよ、ということが二つあります。
それは私がプレゼンや打ち合わせの際必ずやることなのですが(たぶんインテリアコーディネーターはほぼ全員がやるんじゃないかな)
①図面に家具を書き込む。
②図面に照明の配灯を書き込む。
この二つをやることで、そこに暮らすイメージがだいぶしやすくなります。そして間取りの改善点、インテリアの検討材料が見えてきます。

と、言うようなことをインタビューで答えたので
そのような記事になっているはず。
12月ごろに県内の書店に並びますのでよかったら手に取ってご覧ください。

家に合わせて暮らすのか
暮らしに合う家を建てるのか。

新築でも改築でも、インテリアを後付けしてはダメです。
間取りを考える時点でインテリアも同時進行がベスト。
そうすると完成度と満足度が全然違います。本当です。

ある日の打ち合わせ図。通路幅をシビアに検討してるの図(^^ゞ

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