造作のベッドヘッドをいろいろお見せします。

ベッドルームは一日の疲れを癒す大切な場所。
ぐっすり眠ることができ、すっきり目覚めることができるよう
ベッドの位置、照明、カーテンやベッドリネンの素材など
よく吟味して選びましょう。

ベッドは、大人ならセミダブル以上のサイズをお勧めします。
セミダブルというサイズは幅が120センチでシングルより20センチ大きいサイズになります。その20センチが、寝返りの時に足や手が落ちたり、毛布がずり落ちるのを防いでくれます。

ベッドのメーカーはどこがいいですか、とよく聞かれます。
マットレスに関しては個人的にはシモンズ推しです。

ではフレームは?と聞かれると
正直どこのメーカーもそう変わりありません。お好みでインテリアに合うザインを選ばれるといいと思います。
フレームとマットレスは同じメーカーでそろえる必要はありません。
ベッドメーカーではなく、家具メーカーのベッドフレームを選ぶこともあります。

ちなみに、うちの娘のベッドはフレームがイデー、マットレスは日本ベッド。
息子のベッドはフレームが無印良品、マットレスはシモンズです。

ベッドヘッドやフレームにピンとくるものが無いときは、造作家具で作ることができます。

今日は造作家具で作ったベッドヘッドの事例をご紹介しますね。


こちらのベッドヘッドは集成材の板を壁に取り付けています。ベッドサイトのテーブルも造作しました。このテーブルは可動式でベンチとしても使用できます。


こちらは天井の低さを逆手に取り、壁全体をベッドヘッドに見立てた事例です。床と同じ無垢板を壁に貼っています。
火打ち梁に照明を仕込んで間接照明にしています。



こちらは布張りでオーダーしたヘッドボードです。
チェックとボタン止めでどこか懐かしいデザインにしました。


こちらは本革でオーダーしたヘッドボードです。
壁付けの照明器具を取り付け、ホテルライクなベッドルームに仕立てました。


こちらはマンションに設置したヘッドボードです。
間接照明を組み入れています。
このヘッドボードは30センチ角のピースを現場で張り付けて施工しました。
なので、造作家具というより造作壁装材です。




いかがでしたか。

ヘッドボードを造作で取り付ける場合、ベッドそのものはベッドヘッドのないタイプを選んでいただくことになります。

フェヴリエでは
全体のバランスや照明の取り入れ方、素材選び、
いろいろ吟味し、ご満足いただけるベッドルームをおつくりしています。

是非ご相談ください。

 

 

モデルハウスのベッドメイキング

モデルハウスの寝室のスタイリングで
ベッドメイキングをどのようにするかは重要です。コーディネートの肝といってもいいくらいに。
以前はベッドカバーでベッドを覆うのが主流でした。
今でもそういうスタイリングはありますが
すこし気取った感じがして
今風ではないような気がします。

私はここ数年、ベッドルームはデュベスタイルでスタイリングしています。
デュベスタイルというのは、ベッドカバーで覆い隠すのではなく、
お布団(デュベ)にデュベカバーをかけ、マットレスの上にかぶせるスタイルのこと。
日本人にはなじみやすいスタイルです。

デュベスタイルにするとき、見栄えをよくするために私がしていることは
大きめの掛布団を選ぶということです。
例えばベッドがダブルベッド(幅が140センチから150センチくらいが多い)の場合なら、布団はクイーンサイズ(幅210センチから220センチ)にするというように。
そうするとこんな感じになります。





お布団はワンサイズ大きめにするといい感じ♡
と私は思うのですが皆さんはどう思われますか?

この方法はいろんな事例やショップのディスプレイを観察して
たどり着いた方法で
決してこれが正しいということではありません。
ホテルのデュベスタイルとも少し違います。
(ホテルの場合、デュベをマットレスの下に入れ込むこともあります)

インテリアの様式やコンセプトによっても方法はいろいろあります。

ベッドメイキングの参考になれば幸いです。