PH5MINI

北欧ブームが続く日本のインテリアで
ダイニングペンダントの王様と言えば、
ポール・へニングセンのPH5でしょう。
北欧インテリアに限らず、本当に人気の照明器具です。
私も何度もご採用いただいていますし
お客様の方からPH5を指名されることもしばしばあります。

PHはポール・へニングセンの頭文字で、
5は直径が50センチ、を意味しています。

そのPH5のMINI版、PH5MINI
昨年11月に発売になりました。

PH5に比べてPH5MINIは一回り小さく直径30センチ。
実物を見ると
もっと小ぶりに感じました。

PH5MINIは
6人掛けテーブルの上に吊るなら3台、
4人掛けテーブルの上に吊るなら2台、
並べて吊っていいと思います。

あるいは

コードの長さを変えて、器具を3台集中して吊ると
今風(いまふう)です。
こんな感じに ↓


 

このサイズなら
ダイニングのあかりとしてだけでなく、
寝室のベッドサイドとか
吹き抜け空間など
デザインアクセントとしても
いろんな場所に使えそうです。

カラーバリエーションは全部で8色。
セードのトップが濃い色で徐々に淡く変化していくグラデーション。


グリーン・グラデーションは内部リフレクター色がレッド。
留め金のコパ―色といい、惚れ惚れする色の組み合わせです。

ローズ・グラデーションも素敵。

ところで
ご存知の方も多いと思いますが
PH5はグレアフリーな照明器具です。
グレアフリー、つまり

グレア(まぶしさ)を感じさせない構造になっている
とても優秀な照明器具なのです。

グレアというのは不快な光なので

照明プランをするときは
グレアを感じさせないような器具選び、配灯を考えます。
近頃はリビングや寝室をダウンライトでプランすることが多いのですが
要所要所、グレアレスのダウンライトを使用するようにしています。

グレアレスのいいところは、見上げた時まぶしくないこと、窓ガラスにうつりこみにくいこと、などありますが、
デメリットもあって、価格がちょっと高いことです。

お住いの照明器具を選ぶとき、
グレアフリー、グレアレス
という視点から計画することは
とくに、目の機能が低下するover50’のお住まいには
とても意味がある大事なことです。

フェヴリエは一般住宅の照明プラン(配灯計画よ器具選び)のご相談を
承っています。お気軽にお問合せ下さい→★問い合わせ

 

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モデルハウスの室内窓。

昨年から手掛けているモデルハウスの現場写真が送られてきました。
リビングとBookCafeスペースの界壁にご提案した室内窓が
綺麗に納まっています。よかったよかった。


リビング側はブラック塗装
カフェテラス側は無垢のまま。
カフェ側の室内窓の下は本棚になります。

この案件は昨年のうちに大筋の提案が終わっていて
後はディスプレイ小物の買い出しのみ。
今月末、小物の買い出しのため都内へ出向く予定です。
お店の目星はついているので、効率よく買い回りしたいと思います(^^)

それにしても今年の冬は雪が多くおまけに寒かったので
現場は大変だったと思います。
ほんと、職人さんには頭が下がります。

こちらのモデルハウスはGWオープン予定です。
これからちょこちょこ写真をアップしますね。お楽しみに。

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三宅さんのトークライブ@盛岡

jayblue三宅利佳さんのトークライブに行ってきました。
来てくれて嬉しい、と言う気持ちでいっぱいです。

しかもゲストは荒井詩万さん。

贅沢とはこのことぞ。
盛岡に住んで、今日まで生きててよかった~(^^)


えっインテリアコーディネーターが全国ツアーってどういうことー?!
インテリアトークライブ2018」

盛岡の次は博多、香川と続くようです。
8500円という値段は、値段だけ見れば安くはないけど
私は価値ある3時間を過ごせました。
お勧めします!

それにしてもこのタイトル、変わっていますよね。

どういうこと?ってどういうことよ(笑)
参加すればわかります。

このトークライブで三宅さんは、毎回、同じ話をしているそうです。だから内容的なことは書けません。他の会場ですでに参加された方のSNSを見ると、「ものがたりを聞いているよう」という感想が多いのですが。
そう。本当にそう。完全にこの語り口はストーリーテラー。
「ものがたり」でした。

語りがゆっくりで落ち着いていて、声も綺麗で、すごく聞きやすいお話しでした。

この聞きやすいっていうのは実は案外珍しいのです。
内容が良くても早口だったり、感情が高ぶってしまったり、同じ話を繰り返したり、時間切れで最後端折ったりすると、全体的に聞きにくかった、という印象になります。

きちんと台本を書いて、それをオーディエンスに読み聞かせる。
ストーリーテラーのように。完璧に。時間ぴったり。
すごい!と思いました。

他の追随を許さない才能と個性。
固定概念なんてくそくらえ!(とまではいわないけれど)
三宅さんの発想はあらゆる世界をヒントに作られているんだなあと
感心しました。

なにともうまく形容できないけれど、私は惹きつけられてやまない。(笑)

三宅さんのトークが終わり、続いて荒井詩万さん。
荒井さんのセミナーもまた、聞きごたえのある内容でした。



荒井さんはいつも、大きな会場で大人数の前でのセミナーを多数こなしているので
セミナートークにとても慣れていらっしゃるという印象を持ちました。
常にコンセプトの落とし込みに徹底的こだわっていて、その理由をたっぷりお聞かせくださいました。そしてインテリアコーディネーターの可能性を広げるアウトプットの重要性も。
まるでフリートークのようにとてもフランクで、自然な話し方なのですが
中身はとても濃く、勉強になりました。
荒井さんは企業コラボが増えているそうなので、これからのご活躍がますます楽しみです。

 

三宅さんも荒井さんも
内容の構成がしっかりしていてさすがだと思いました。

そしてその話し方に、お二人の個性が現れていて
面白かったです。
内容はもちろんですが、私は話し方がとても印象に残りました。

三宅さんはストーリーテラー。
荒井さんはフリートーク。
どちらも頭の中にはちゃんと台本があってのことだと思いますが
表現方法がまるで違う。
それが個性、ブランディングになっていて
実はとても計算されているんだ、考えているんだということがわかり
自分を振り返り、打ちのめされました。
セミナーで人前に立つときの自分の見せ方、言葉の選び方、話し方。
さらに言えば
三宅さんのトークライブはスタートから
独特の三宅ワールドでした。
脱帽です。

お二人のクロストークの場面。

誰かの、何かの真似をするのではなく、ただ流行を追うでもなく、
その人の人生の物語を表現するのがプロのインテリアコーディネーターの仕事。

お二人の話を聞いて、改めて心に刻みました。

それにしても、本当に贅沢なクロストーク。
三宅さんの自主企画だから、このキャスティングが実現したのだと思います。
お互いを同志と呼ぶこのお二人。本当にいい関係なんだなあとうらやましく思いました。

この二人のクロストークを聞いてみたい、というインテリアコーディネーターはきっと多いはず。私は地元盛岡で、この夢のようなクロストークを聞けて、本当にラッキーでした。


終わっての集合写真。

大阪、茨木、仙台、東京から
お二人のトークを聞きに、わざわざ雪と氷の町・盛岡へ足を運んだ方が7名もいらっしゃいました。プロの方が多いこと!
この方々と同じ時間・感動を盛岡で共有できたこと、とても嬉しく思います。

盛岡というド地方にいる私ですが、東京でなにかイベントやセミナーに参加するたび
たくさんの方に名前を呼んでいただき、声をかけていただいています。
その縁はもとはと言えば三宅さん繋がりがとても多い。三宅さんは私の世界を広げてくれた人。

三宅さん。この場でも言うね、
盛岡へ来てくれてありがとう。いつもほんとうにありがとう。(*ノωノ)照れっ

さて。
2月はセミナー三昧なうえに東京散策もし、インプットで頭が満タンです。
松本佳津先生からはこの先の仕事のヒントをいただき、
森さんヒデキさん越川さんからトレンドを教えていただき、
国際ホテルショーとショップ巡りでは欲しい情報が得られました。
最後、三宅さんのトークライブで頭の中が整理でき、
荒井さんとの会話で仕事のヒントをいただきました。

そして今日から3月。
フェヴリエ3年目に突入しました。
動こう!

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