照明計画から考える家づくり

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前回の続きです


暮らし方は人それぞれ。

日々の過ごし方や大切にしていることに合わせて、住まいのかたちも変わって当然です。

だからこそ、インテリアを考えるときに最初にしていただきたいのは

「どんなふうに暮らしたいか」を見つめること。

それがすべての出発点になります。


動線・家具配置・灯りは、ひとつながり

毎日の動き方やルーティンに沿って、家具の配置が決まり、

その流れの延長線上で、灯りの位置や照らし方も見えてきます。

空間の快適さをつくるには、動線・家具・照明がバランスよく、かつ的確に

配置されていることがとても大切です。

この関係性を無視して家具だけ、照明器具だけを選んでしまうと、暮らしにどこか無理が生まれてしまうのです。


丁寧に描く、暮らしの設計図

こうした“暮らしの設計図”とも呼べるインテリアプランづくりは

できるだけ早い段階で、丁寧に・じっくりと進めるのが理想です。

この土台をしっかりと築いておくことで、

インテリアコーディネートがスムーズになり、住まいの心地よさに直結していきます。


“最初の一歩”が、すべての鍵

長年この仕事に携わってきた私が、心からお伝えしたいのは、

最初の一歩──つまり「暮らしを見つめる時間」の大切さです。

家具や照明器具や壁紙を選ぶそのときまでに、

暮らし方・動線・空間の在り方を丁寧に紐解いておくこと。

それが、ほんとうに自分たちらしい住まいをつくるための、何よりの近道になります。

 

設計士さんや工務店さんが「間取り」を考えてくれるけれど…

新築住宅において間取りを考えるのは

インテリアコーディネーターではなく、設計士さんや工務店さんのお仕事です。

おそらく、インテリアのことも意識されているとは思いますが

そこに暮らしのシーンに合う家具や灯りのあり方まで含めた、

トータルなインテリアコーディネートの視点があるかというと……

正直、そうとは限りません。

実際には、多くの工務店さんやハウスメーカーさんでは、

間取りが完成してから、インテリアコーディネーターへとバトンが渡されることが多いのです。


照明から間取りを見直すという発想

でも実は、間取りが決まるもっと前の段階でこそ

インテリアコーディネーターが関わる意味があります。

たとえば照明。

配灯の考え方によっては、窓の位置や壁の長さ、室内ドアの位置、建築照明など

空間の設計そのものに影響を及ぼすことがあるのです。

まだ図面が固まりきっていない時期なら、

そうした調整もじゅうぶん可能ですし、

その柔軟さが、後の暮らしやすさを大きく左右します。


“照明計画から考える家づくり”という提案

私がご提案している

照明配灯&照明器具選定サービスは、

インテリアの肝となる照明配灯の視点から、間取りにしっかりと向き合うサービスです。

この段階でコーディネーターが関わることで、

空間全体の完成度は、ぐっと高まります。

間取りをもっと暮らしに寄り添ったものに──

そう思われる方は、ぜひお気軽にご相談ください。


インテリアコーディネーターだからこそできる
暮らしに寄り添う
照明配灯&照明器具選定
33,000円




各お部屋の家具は商品名・サイズまで打ち合わせをして図面に落とし込みます

照明プランは間接照明・スタンドライトを含め、ご提案します