私の仕事遍歴。長いです(笑)

本日もフェヴリエのブログにお越しいただき
ありがとうございます。

今日は私のアルバイトを含めた仕事の履歴について書きたいと思います。

【大学時代】
虎ノ門の花屋さんでアルバイト。
大企業の受付や社長室にお花を生けるアシスタントをしました。
センスいいじゃん!ってお花屋さんに言っていただいたことが自信になって
その後ショウルームやモデルルームの花を自分で活けていました。

家具屋さんでインテリアコーディネーター(もどき)。
インテリアコーディネーター募集の広告を見て応募したら受かり、1年くらいアルバイトをしました。ブライダルフェアの企画で展示する家具を選んだりレイアウトを考えたり小物を飾ったりのオシゴト。本物のインテリアコーディネーターさんのお手伝いもこの時経験しました。
フクラ、マルニ、インテリアセンター、村田合同、マルイチセーリング、カリモク、コスガ、リーンロゼ等そうそうたるメーカーを展示販売しているショウルームで、土日ともなるとお客様がたくさんいらしていました。
私も土日は売り場に立って接客。大学生の分際で、お高い家具を結構売っていました(笑)

【社会人になってから】
大学を卒業しキッチンメーカーに就職。
主にキッチンの設計図を書いていました。
設計事務所やハウスメーカーからの依頼を受け、最初は1/30スケールでラフプランを描き、契約にいたると1/20スケールで躯体との納まりまでを図面化していました。
当時はまだトレーシングペーパーに手書きで図面を描いていました。A2サイズ。
そしてコピーではなく、青焼きでした。


1989年の青焼き図面(笑)。記念に持ち帰りずっと隠し持っていました。もう時効ですよね(^^;)
青焼きっていうのは、線に表情が出て書く人の個性が表れて好きです。
今となっては絶滅品種となった「青焼き」。薄く引いた補助線が愛おしい(笑)。
ちなみに私は文学部出身です。図面はこの会社に入ってから先輩に教えてもらって覚えました。


手書きでこんなのも書いていたんですね~(^^;)載せといてなんですが、恥ずかし~(笑)
レンジフードが変ですね(笑)
時代を感じさせてくれる扉材ですね(笑)
シンクに入っているのはネギですか?(笑)

今はこんなかわいいタッチでは書きません(笑)

やがてCADやCGが導入され。。。。


人生初CG!これ、CGですからねーっ(^^;)
このドットの粗さ(笑)。いろいろ練習している途中でプリントアウトしちゃったのでしょうね。へんてこりんすぎて面白いので載せときます(笑)

青焼きからCGへ。
昭和から平成へ。(笑)
時代の変化を感じながら、私は次のステージへと進みます。

大手ハウスメーカー勤務。
大手ハウスメーカーはインテリアコーディネートがとってもシステマチック。
さすが大手だなあ、という感じ。内装材、クロスやキッチンまですべてオリジナル化されていて
ツーといえばカーって感じでコーディネートが成立するシステムでした。

ここでは注文住宅、建売、モデルハウスなどかなりの棟数を手掛けさせていただきました。
はじめて「セミナー講師」を経験したのもこのころ。
口から心臓が飛び出るんじゃないか、というくらい緊張しました。
ちょうどこの頃、岩手インテリアコーディネータークラブが発足し、
市民講座の講師やテレビ番組での講師など、輪番でやらせていただいて、本当にいい経験をさせていただきました。度胸はこの頃ついたと思います。


なみなみした線で壁を描くのは当時の流行り?結局、手描き。(笑)

結婚出産を経てフリーランスへ。
フリーランスになる前に、住宅会社からモデルハウスのコーディネート依頼を受け、
その仕事をきっかけに屋号を設け、独立しました。
独立後すぐに、ハウスメーカーと業務委託契約することができました。
個人事務所とハウスメーカーICの二足の草鞋を履くことに。
公私ともに多忙で充実していた時期。


だんだんにコーディネーターらしいお仕事をさせていただけるようになっていきました。

このころ再びテレビのお仕事をいただきました。NHKの情報番組内でインテリアレッスンのコーナーを持ったのです。
この時ディレクターさんに言われたこと、
「綱木さん、もっと先生らしく堂々と悠然と歩いて登場してください」。
当時私はまだ30代半ば。堂々と悠然と、は無理でした(^^;)
今ならできると思いますが(笑)
この二足のわらじ時代が最も長く、その間に県外のお仕事をさせていただく機会が増え、行動範囲が広がりました。
そして、クリニックやマンション、リフォームなども手掛けるようになって、仕事の幅を広げていくことができました。

こうして、たくさんの経験を積んで
2016年にフェヴリエ・インテリアコーディネーション&サプライを立ち上げました。
over50で新展開をもくろんだわけです(*´艸`*)

 

わたしというインテリアコーディネーターの特徴
私は大手ハウスメーカーの仕事が長いので、その仕事で培った経験が糧になっています。
高額物件を得意とし幅広いインテリア商材を扱えるハウスメーカーでしたので、私も早くから国内外の一流商材でインテリアコーディネート提案をすることができました。この経験は私の宝です。
一方でフリーランサーとしての経験も長いので、いろんな企業様の方針に柔軟に対応できるスキルを持っています。
また個人のお客様へは、その方の個性に合ったインテリアデザインを提案し、国内外の素敵な家具やカーテンをご提供することができます。

フェヴリエは主に、個人のお客さまへインテリアコーディネートとインテリア商材をご提供するオフィスです。
おかげさまで、フェヴリエにはこのサイトを通して個人のお客様からのご依頼が続いています。
先日は東北でも東京でもなく、もっと遠方からのお問い合わせもあり、ボーダーレスという時代を実感しました。都会も田舎も関係ない。
個人事業主にとって良い時代です。
遠方からのご依頼は初めてですが、
せっかくのご縁は無にしたくありません。
大事につないでいきたいと思っています。

そしてこれからのこと。
私にはまだ果たせていない野望があります。それはとても小さな野望なのですが、まだ叶っていません。

もう少し時間はかかると思いますが、必ず叶えます。これは自分との約束

と、いうことで。
綱木里香の仕事遍歴、いかがでしたでしょうか。
たいしたことはありませんが、
インテリア業界ひとすじに、長く曲がりくねった道を「好き」だけで歩いてきたことをお分かりいただけたでしょうか。
ずっと一人親方で自由に生きてきました。
仕事と子育てで心が揺れる日々もありましたが

今は子育てもひと段落したので、もうひと頑張りします。
これからも、ただひたすらに、ひとすじに。
誰に何と言われようと、私は私であることに自信と誇りをもって
この仕事を続けていきます。

本日も長い文章をお読みいただきありがとうございました。
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追:このサイトからお問い合わせをいただきありがとうございます。
お返事をお待たせして申し訳ありませんm(__)m
今日明日で必ずお返事します(^^)

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