モデルハウス完成

昨年から関わらせていただいていたモデルハウスが完成しました。

建築主はシュガーホームの株式会社シリウス様。
シュガーホームは一戸建てをローコストで提供するハウスメーカーです。

以前はローコストと言うと、安かろう悪かろうのイメージが。。。。私にはあったのですが、
全然そんなことはありません!!!

リアルなコストでここまでできる!という
お手本のようなモデルハウスだと思います。

今回フェヴリエは
内外装の素材・カラー選定、照明計画、器具選定、家具・カーテン・小物の選定とスタイリングをお任せいただきました。

ブログでの公開にOKを頂戴したのでアップしますね。


リビングに木製の室内窓と腰壁をご提案しました。
腰壁を設けると部屋が狭くなると思われるかもしれませんが、この場合は逆。
こうすることで壁を活かすことができ、奥行き感が生まれ、部屋を広く見せることができます。

ソファの上のクッションをわざとクタッとさせたり寝かせたり
平たいアンティークな瓶に蘭の花を挿したり
本を平積みにしたり
ラフなスタイリングにしています。

IKEAのソファのシワさえも許せるラフさ(笑)

このソファは幅が2700mm以上ある大きなソファで
本が置けちゃうくらい太いアームが特徴。


この程よく囲まれた感じ。いいと思いませんか?私は好きです。

ローコスト住宅ってオープンな間取りが多いのですが
(その方が材料が少なく済むし、工期がかからないので)

このモデルハウスはあえて壁で囲みを作っています。
壁で適度に仕切られた空間はまとまりがあり落ち着きます。
高級高額と言われるモデルハウスは部屋ごとに作りこみをして魅せますが
あれは壁があるからできること。
空間の「抜け」と「止まり」。
その量と配置のバランスが大事。

このモデルハウスの間取りはとてもよくできていると思います。


トレンドカラーウルトラバイオレットを
お花で取り入れました。

 


サッシュベルトからイメージしたカーテンデザイン
長さの異なる2本の紐でカーテンを緩く束ねてスタイリングします。


ベースとなる壁紙は標準品の中から青みがかったグレイを選びました。
この家は白い壁紙はほんの一部しか使用していません。

ゴールドでアクセント付け。
古本屋で見つけたブルー×ゴールドの表紙の本は英語版の「星の王子様」。
他にもところどころにゴールドでアクセント付けをしています。

実は。。。
今回のモデルハウスは「北欧コーディネート」でのご依頼でした。

どうでしょう、ここまでで「北欧」を感じていただけましたでしょうか。
え?感じない?。。。あ、そうですか(笑)

一応、
澄んだブルーは運河や湖を
深いグリーンは森を
マットなブラックとホワイトは長い冬を
ゴールドは光りをイメージし
北欧を表現しました。

北欧に行ったことが無いんで(笑)あくまでもイメージですが。

マリメッコや北欧デザインの家具や雑貨など
誰もが一瞬で北欧をイメージできる「モノ」は極力避け、(というか予算的にもキツイ(^^;)

「色」と「暮らし方」の提案で北欧インテリアを感じてもらえたらなあ、と考えて

空間コーディネートをしました。

 

次回はダイニングをご紹介します。

 

ポチッと応援してくださると嬉しいです(^^)よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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