インテリアレポ 2018.2.23 TOKYO①

 OVERGAARD&DYRMAN(オーバーガード&ディルマン)の
椅子とスツール

上の画像は国際ホテル・レストランショーでのlouis poules の展示の一コマ。
この椅子、素敵だと思いませんか?
私は初めて見て、この椅子でコーディネート提案したいなあと思いました。
一つ一つ異なる形状に加工されたワイヤーを手仕事で溶接しているんだそうで、
え?マジで手仕事?と思ったら本当にそうなんですって。だから価格も相当で(^^;)、いいえ普通に100万円です。このくらい普通です(^^)

同じシリーズでダイニングチェアもあり、シートの高さが460mmと425mmの2種類から選べます。靴履きのカフェやレストランなら460mm、住宅内部なら425mmと使い分けが可能。
座りごこち?もちろん良かったです!

この椅子を扱っているのは半蔵門駅から徒歩3分くらいのところにある
ROGOBA KILIM(ロゴバ)というところ。ロゴバはキリムの他、北欧の家具や照明器具を扱っているショップ兼ショウルーム。

ROGOBAの店内。ずら~~~~~っと、名作椅子。
こんなにたくさんの北欧家具を一堂に見たのは久しぶりで
心がときめいてしまいました
💛
個人的にLOVEなフィンユールもあり、とても楽しめましたし、改めて説明を聞いてとても勉強になりました。
私が今まで個人邸にお納めした北欧の名作椅子はSWAN、CH24、ant、senen、くらいかなぁ。
今回このショウルームで実際に見て、これから提案に入れていきたいと思った椅子は
ナナ・ディッツェルのイージーチェアND-01(赤い張地の椅子)やリングチェア(グレーの張地の椅子)。

女性がお部屋でリラックスしてる時って、
脚を組んで座ったり、少しお行儀悪い座り方をしたり、しますよね。
私はこの椅子に座ってくつろぎながら本を読む光景が浮かびました。
over50’s interiorに、とてもいい。似合いそう。
164センチの大柄な私が座っても、余裕の座面の広さ。
脚を乗せて、いわゆる“女座り”しても座れます(*^^)

ナナ・ディッツェルの家具は曲線が美しいと言われていて、実際座ってみると、そのカーブが体にフィットします。そして手触りがとても優しいです。
座りごこちは個人差がありますので、気になる方は実際に座ってみてください。
フェヴリエでアテンドもしますよ。

つくづく思ったのは
「なんだかんだ言っても北欧家具はやっぱりいい!」ということと
「本物がいいなあ」ということ。
さらに、
今回もう一つ新たな発見がありまして、
KAITAGというものの存在を初めて知りました。

KAITAG(カイタグ)というのは中近東コーカサスの刺繍芸術で、19世紀に途絶えてしまったのだそうです。
そのデザインソースを継承して作られたのが
ROGOBAのnewKAITAG

綿の生地にシルクの糸で刺繍が施された布なのですが
これが、なんともまあ、美しいのです。
一つ一つ、一針一針、手作り。

KAITAGUは、新妻が嫁ぐ際に持参し、子供が生まれたらその子のゆりかごの上にかけてあげ、その子がその不思議な刺繍柄に安心して眠り、楽しい夢を見るようにという願いが込められて作られた、と言われているのそうです。

針仕事にはSTORYがあることが多いけど、
KAITAGは母から子への愛情が込められた布なのですね。

ところで、
愛情のこもった手仕事、といえば
岩手にはホームスパンというのがあります。
HOME(家で)SPUN(紡ぐ)。

今日はホームスパンの作家さんにお会いする予定。
楽しみです(^^)

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