本日はラグを納品してまいりました。
こちらのラグは100%ウール製。
革のボーダーで縁取りをし、オーダーいたしました。
シックな配色。個人的に好きな配色です。
ラグが敷かれた瞬間にお客様が
「わあ。いいお色!」とおっしゃられたので
ホッとしました。
実はこちらのお客様は、同じようなデザインのラグを20年間お使いになっており
今回敷き変えをご用命いただいた時
「今使っているのと同じようなデザインがいいわ」
とおっしゃいました。
大きな変化を望まないリニューアル案件です。
新しくお納めしたラグは、以前のものより少し大きめにオーダーしました。
以前のラグだと、椅子を引いた時、椅子の脚がラグから落ちてしまっていたからです。
それともう一つ、私が気を使ったのは色のトーンです。
以前より少しトーンを落としました。
使い込まれたYチェアや床に自然になじむようにです。
こちらのお宅のリビングダイニングには、イタリアや北欧の家具と一緒に
ご自身で木彫された飾り棚が配置され、綺麗におさめられています。
アートや絵画は季節ごとに掛け替えられ、鉢植えもよく手入れされ
いつもきちんと整えられていて大変心地よいお住まいなので
お伺いするたびつい長居してしまいます。。。
今回のラグは、ナショナル物産扱いのJABからセレクトしました。
ボーダーの幅は、太いほうの80ミリにしましたが
50㎡越えのリビングダイニングにはもっと太くてよかったな、と思いました。
(特注でできたのかしら。。。)
何年やっていても、現場から学びます。面白いです、この仕事。
février interior coordination&supply / Tsunaki Rika