書斎という部屋。

こんにちは。
フェヴリエのインテリアコーディネーター綱木です。

盛岡市の賃貸ルームの書斎にカウンターデスクと椅子をお納めしました。
飛騨産業のクレセントという名前が付いた板座の椅子です。
アームの高さや先端の丸みが程よくて、板座なのに不思議と硬い感じがしません。
実際にお座りいただくと、特に男性に気にいっていただくことの多い椅子です。
座面が広いので、大きい方でもゆったりお座りいただけると思います。


このあとパーソナルソファが入れば、このお部屋は完成。
このお部屋は賃貸なので壁や床は一切手を付けられません。
せめて質の良い家具で気持ちよくリラックスして過ごしていただきたい、ということで
手触りの優しい無垢の家具をご提案しました。 

さて。
皆さんはご自宅に書斎をお持ちですか?

ご職業で言うと、教師や医師、弁護士の方の新築図面を見ると
ほとんどと言っていいくらい書斎、あるいは書斎コーナーがあります。
そして書斎はご主人のお部屋であることがほとんどです。

部屋としての書斎の場合は2階に、
書斎コーナーの場合はリビングのそばに計画されることが多いです。

書斎がある家のインテリアのお打ち合わせの際、
ご自宅でもお仕事されるのですか?とお聞きすると、
意外とそうではなくて
好きな本を読んだり、音楽を聴いたりするのに
自分の定位置、居場所、隠れ家、基地、そういう場所としての意味合いの方が強いようです。
「書斎」と言っても仕事や勉強の部屋というより
癒しの空間、リラックスできる場所にしたい、そういう要望を多く聞いてきました。

勉強や仕事をする部屋なのか、
趣味や癒しの部屋なのか、
その両方なのか、
それ以外なのか、
それによって、内装材や照明の選び方が違ってきます。

ご自宅でもお仕事をされるのですか?とお聞きするのは
そのためです。

過去にはご主人の書斎部屋に本棚を造作し、そこにワインクーラーをはめ込んだ例もありました。ワインがお好きで、ワインに関する蔵書の多いお客様でした。

キッチンが奥様の城なら
書斎はご主人のテリトリー、ということになるのでしょう。

何を置こうが散らかそうが、自分の好きにしていい場所。
好きな本や思い出の品に囲まれて過ごす癒し部屋が、多くの人にとっての書斎の本当の姿かもしれません。
書斎と言っても十人十色。
プライベート志向の強い書斎は、プランする側も楽しいです。

引き出しの中に宝物という名のガラクタをしのばせて、
時々開けてはワクワク♡する場所、書斎。
大人だってそういう個人の部屋、もしくはコーナーが欲しいですよね。

子供が巣立った後のお部屋をリノベして書斎にするっていうのもアリです!
それいいねって思ったら、フェヴリエにご相談下さいね。→★★★

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