こんにちは。フェヴリエのインテリアコーディネーター綱木です。
先日、とある「パース講習会」に参加しました。
「上手く描く」より「速く描く」ことを優先したアイソメスケッチの講習でした。
速く描くっていうのは打ち合わせの時に必要なテクニックです。
1本でも少ない線で描くって、難しい。
つい余計な線を引いてしまう癖を直さないといけません(;^_^A
と、いうことで本日は
アイソメパースの講習を受けたばかりなので
アイソメで描いたスケッチで
「ホテルっぽいベッドルーム」を作るポイントをお教えしたいと思います。
まずはこちらのスケッチをご覧ください。
ごくごく普通の寝室ですね。
「あら、我が家とおんなじ~」って人、手を挙げて~~~って言ったら
たくさん手が挙がりそうな、本当によくあるパターン。
でも残念ながらこの寝室は、 ホテルっぽい寝室ではありません。
いくら上質なカーテンやベッドリネンをしつらえても
「ホテルライクなベッドルーム」にはならないのです。
では理由をお教えしますね。
ホテルっぽくない理由
①ベッドヘッド側の壁に窓がある
②床がフローリング
この2点が このお部屋をホテルっぽくないお部屋にしているのです。
同じ間取りの部屋を ホテルっぽい部屋にするとしたら こうなります。
①ベッドヘッドの側に窓が無く、代わりにアートがかけてある。
②床がカーペット。
こうすると、ホテルライク指数がぐんと高くなります。
他にも大事なポイントがあります。
③スタンドライトやダウンライトでほどよく暗い灯りを作る
④枕の他にベッドピローを無駄に多く並べる
⑤デュベカバーの上にスロー(細長い布)のようなものを乗せる。
住宅の窓は、 通風・採光を採るために計画されます。また、外観のデザイン上その場所に窓が必要という場合もあります。
でも、ベッドヘッドがくるとわかっている壁に、しかもホテルみたいなベッドルームにしたいと言っているのに、わざわざ横長の引き違い窓をそこに配置するのは無いなあと思います。
叶えたいインテリア様式やスタイルがおありでしたら、なるべく間取りプランニングの初期の段階で設計士さんに伝えましょう。
あるいは、インテリアコーディネーターに早めに相談してください。
あなたの希望するインテリアスタイルに合うように、窓計画や動線計画を、設計士さんに伝えたり、一緒に考えることができます。
フェヴリエは、間取りの初期の段階から打ち合わせに同席することがよくあります。
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